イオスでは社員採用時に「フィルターをかけている」と聞いた事があります。
つまり、誰でも応募すれば入社できるということではなく、ある一定の採用規準として
技術スキルも必要だが、何よりも人として、或いは社会人としてきちんとしている事が
肝要だということなのだそうです。
実際に私達の業務を行っていただく時に、もし技術的に不足があったとしても、
・自発的に吸収する意欲があったり
・開発メンバー達としっかりとコミュニケーションが取れたり
と言ったようなことができる姿を見た時に、イオスの採用規準は理にかなったもので
あるなと感じたものです。
・過去に人材ならいくらでも提供してくれる会社がありました。
・過去に仕事なら随分安く請け負ってくれる会社もありました。
しかし、本当に安心して仕事を頼める会社は「人として」きちんとした社員が
運営している会社なのではないでしょうか。
担当営業の話を聞き「社員のモチベーションを大切にしている」という言葉に、
正直なところ「どこの会社でも同じ事を言う」のだと感じていました。
たまたま縁あって、イオスの技術者の方とタイアップして新製品の開発にあたる
ことになり、日が経つにつれてその言葉の意味が理解できるようになり、
確かにその通り、イオスは社員のモチベーションを大切にすることが、
より良い仕事につながると感じるようになりました。
技術力を持った社員が、自分の能力を発揮できるようにするために、
社員の希望をできるだけ満足させるべく、
・成果主義
・生活/勤務環境
・スキルと仕事とのマッチング
これらの柱をしっかりと組み入れた考え方が、開発現場、設計業務を
確実に進めていく上で大切であるということです。
技術者にとって、技術的な知識や経験が必要なことは勿論です。
しかし、それらの基盤となる「やる気」、「気力」、「充実感や達成感」というものが
伴うことで、知識も経験が更に活かされるのだということを
イオスの社員を見て実感しました。